立入検査で慌てないための法定帳簿チェックリスト
警備業法で備え付けが求められる帳簿を、日常業務のどこで作るかという観点で整理しました。検査直前に探し回らないための実務チェックリストです。
この記事のポイント
- 法定帳簿は検査前に作るのではなく、日常業務の副産物として溜まる状態が理想
- 帳簿ごとに発生源(入退社・教育・配置・苦情受付)を対応づけて把握する
- 検査で問われやすいのは内容の不備より「探せない・遡れない」こと
法定帳簿は「検査前に作るもの」ではなく「日常業務の副産物として溜まっているもの」が理想です。ここでは、どの帳簿がどの業務から生まれるかを対応づけて整理します。
帳簿と発生源の対応
- 警備員名簿 ← 入退社手続き・資格の登録・住所等の変更届
- 教育実施簿 ← 基本教育・業務別教育の実施
- 警備業務実施の記録 ← 日々の配置と勤務実績
- 苦情処理簿 ← 顧客・第三者からの申し出の受付
この対応表で「発生源が紙・エクセル」になっている行が、検査前に慌てる原因です。逆に言えば、発生源を電子化すれば帳簿は自動的に整います。
検査前に確認したい5点
- 名簿の記載事項に漏れがないか(特に資格と変更履歴)
- 退職者の記録が、保存期間中も参照できる状態にあるか
- 教育の時間数が区分ごとに集計できるか
- 記録の作成者と作成日が明確か
- 営業所ごとに必要な帳簿が、その営業所で提示できるか
指摘の多くは内容の不備ではなく、探せないこと・遡れないことから生まれます。
警備サインは、日々の配置・勤怠・教育の入力がそのまま法定帳簿に反映される設計です。営業所単位でのデータ分離にも対応しており、必要な帳簿を必要な単位ですぐに出力できます。
